経営デザイン・プロデューサー育成講座 全5講座開講 受講生募集
『デザイン×SDGsを経営戦略に活用できるネクストリーダーを育成する』
かつてないほどに変化の波が打ち寄せるビジネスシーン。加速力を高めながら進化するテクノロジーに導かれ、モノ作りもサービスも、ローカルもグローバルも、容赦ない更新要請にさらされています。社会全体は、VUCA(ヴーカ)のただ中に。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)―先行きが見えない世界で、リーダーは解決を迫られています。どのように企業をサバイブさせるのか。
目指すべき一つのゴールとして、大阪デザインセンターは、「デザインとSDGs※を自社に引き寄せ、企業活動を通して社会貢献する」を掲げたいと思います。企業はもはや自社の従来的なプロフィット追求にとどまらず、社会を良くするふるまいもコンピタンスとして磨き上げるべき。その実現のためには、経営の意思決定に、先鋭かつ柔軟なイノベーターたるデザイナー(的な資質)がコミットすべきだと。
このゴールに向かうアプローチが、5つのカテゴリーからなる「経営デザイン・プロデューサー育成講座」です。ビジョン駆動型でSDGs視点のソリューションを生み出す、最旬のデジタル・トランスフォーメーションを目撃する、本物の美に感性を開く、意匠の知財最前線を学ぶ、著名クリエイターからアイデア発火と事業へのパッションを聞く。これらの学びを通して、次なるフェイズの経営を担うリーダーを育成します。
体得できるのは、カタチではなく、意味をデザインし直すアティチュード。それは、未来を選び取るための強靭なエンジンになるはずです。
※SDGs(エスディージーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。
対象
中小企業経営者、後継者、企画開発責任者、デザイナー、新規創業予定者 等
デジタル技術とデザイン デジタル技術が魅せる未来
~デジタル・トランスフォーメーションによる価値創造~
先端テクノロジーの現場で課題解決
話題の先端技術を生み出す現場を訪ね、研究者から直接話を聞く。仮想通貨のセキュリティ確保技術「ブロック・チェーン」、人工知能(AI)による「漫才ロボット」の2回開催。
9月スタート、2回講座。無料。
美的感性と美的表現技法の修得 ビジネスに生かす美的感性
~共感を育む 価値を高める~
美が導く感性のソリューション
共感醸成、ブランド作りにもつながる感性価値を学ぶ。曖昧にとらえがちな「感性」をロジカルに分類・理解。さらに、美が生まれる場を体験することで、学びを確かなものにする。
10月スタート、4回連続講座。無料。
知的財産の権利保護方法 攻めと守りのブランディング
~知的財産権の違いを理解し味方につける~
知財ミックスの事例・戦略をアップデート
知的財産権の活用法や、意匠法改正のポイント、知財ミックス戦略などを実際のケーススタディを通して学ぶ。スピーカーは、専門家、地元企業の知財担当者。
12月スタート、3回講座。無料。
プロジェクトの構想力 話せば、燃える。TAKIGI Talk Live
~最旬クリエイターの発想に学ぶ~
事業を動かすパッション&グリットのリアルに触れる
いつ、どのように発想は生まれ、カタチになったのか。困難を乗り越えていく原動力は何か。ビジネスを支える情熱とグリット(やり抜く力)のリアルストーリーを聞く。
9月スタート、4回。無料。
デザインシンキングと価値創造 「未来×デザイン」思考プロジェクト
~未来の社会・生活をデザインする~
SDGsはこうビジネス化できる~視点獲得から実践まで
SDGsを起点テーマに、未来思考、デザイン思考にオープンイノベーション視点を取り入れ、社会価値とビジネス価値が両立する事業プランニングに取り組む。
11月スタート、6回連続講座。6万円(税込)。