【SEMBAサロン 100thレポート】「進化する万博デザイン。過去から未来へ!」(大森あき子氏、二神敦氏、廣瀬貢博氏、川西純市氏)
記念すべき第100回目のSEMBAサロンは、博覧会マニアの二神 敦(ふたかみ あつし)さんをメインスピーカーに、(一社)日本空間デザイン協会(DSA)副会長の大森あき子さん、大阪デザイン団体連合(USD-O) 会長の廣瀬 貢博さん、(公社)日本サインデザイン協会(SDA)理事の川西 純市さんをお迎えし、「進化する万博デザイン。過去から未来へ!」というテーマのもと、お話しいただきました。
万博のテーマソングが流れる中、軽快に二神さん入場!
まず最初に、これまでに訪れられた147の博覧会を画像ととも駆け足でご紹介。ありとあらゆる博覧会に足を運ばれていて、そのあまりの数の多さに”マニアの洗礼”を受けた会場からは驚きの声が上がりました。
その後、各万博のパビリオンの見どころや裏話などを惜しみなくお話しいただく中、大森さんが実際に’70年万博で会場内の設計に携わられていたというお話や、また参加者の中にも、会場内レストランの設計に携わられた方がいらっしゃり、貴重なエピソードもお聴きすることができました!
年代を追って具体例を交えてお話しいただいたので、万博がどのように進化してきたのかも楽しみながら知ることができ、参加者のみなさまとても満足されていました。
続いて第2部は、第1部の内容を受けて、川西さん、廣瀬さんに、さらにデザイン的な視点から見た万博についてお話しいただきました。
実際に訪れられた’70年万博に見たパビリオンの様子や、万博によって社会に広がったもの、また、AI、IoTなどの技術とデザインが結びついた新しい展示が想定される2025年大阪・関西万博、また、再生可能エネルギー、技術とデザイン、経済、地球・自然との共生など、あらゆる面から”いのち輝く未来社会のデザイン”について考察いただき、デザインの今後の方向性・可能性についてお話を聴くことができました。終了後の懇親会では、和やかな雰囲気のもと個別質問や参加者同士の交流で大いに盛り上がりました。
【日 時】4月26日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【ファシリテーター】大森 あき子 氏((有)大森デザイン事務所 取締役、(一社)日本空間デザイン協会 副会長、
(一社)日本ポールダンスセラピー協会 監事、創造社デザイン専門学校 講師、
大阪デザイン団体連合(USD-O) 理事)
【スピーカー 第1部&第2部】二神 敦(ふたかみ あつし)氏(博覧会マニア/会社員)
【スピーカー 第2部】廣瀬 貢博 氏(廣瀬デザイン事務所 代表、大阪デザイン団体連合(USD-O) 会長)
川西 純市 氏(SIGNSPLAN 代表、(公社)日本サインデザイン協会(SDA) 理事、
大阪デザイン団体連合(USD-O) 理事)
【参加人数】31名