【こどもデザインプロジェクトレポート 】「アベノサマーキッズプロジェクト2018」にてワークショップ開催
阿倍野区内在住・在学の小学生を対象とした阿倍野区役所主催の夏のイベント、「アベノサマーキッズプロジェクト2018」へ、大阪デザインセンター(以下、ODC)の「こどもデザインプロジェクト(以下、本事業)」も参加しました。本事業は、子供の創造性や発想力等を育むことを目的としたデザイン教育事業です。連日、台風12号のニュースが報じられる中、多数の子どもたちと保護者にご参加いただきました。ありがとうございました。
このアベノサマーキッズプロジェクト2018では、「〇△□パズル」を体験してもらうワークショップを開催しました。昨年度丸山小学校で実施したカリキュラムで用いた○△□パズルを使って楽しんでいただき、こどもデザインプロジェクトを少しでも知ってもらうことを目的として行ったものです。
※参考:昨年度実施モデル授業実施報告ページ
https://www.osakadc.jp/training/2018/0319130000.html#kodomodesign2
丸山小学校では、1年生と3年生を対象として「〇△□であそぼう!〇△□でつくろう!」カリキュラムを実施しました。すぐに結果が出るものではないですが、授業を受けた子どもたちには、身近にある風景や物の様々なところに○、△、□が活用されていると気づく観察力を養い、その形の持つ面白さを知る、有意義な時間になったのではないかと思います。
今回参加してくれた子どもたちは、デザイナーが作ったお手本のパズル作品を参考にして三輪車のかたちを作ってみたり、ゾウのかたちに見立ててパズルを組んだり、お父さんと一緒に大作の高い塔を作り上げてくれたりしていました。普段はものづくりをしないけれど、実はものづくりが好きなんだと打ち明けてくれ、お母さんと一緒にたくさん時間をかけて遊園地を作ろうとしてくれた子もいました。○△□の三種類のパズルだけでも様々な「かたち」を作ることが出来ました。
本年度は秋に、丸山小学校の1年生と5年生の皆さんに「こどもデザインプロジェクト」のカリキュラムを体験いただく予定となっています。もしもご興味のある方がおられましたら、大阪デザインセンターまでご連絡いただければ幸いです。