SEMBAサロン
【SEMBAサロン85th】 「無い物ねだりの冊子づくり」
大阪デザインセンターでは、金曜日夕刻に自由参加のサロンを開催しています。
今回のスピーカーは、有限会社ホットキューブの伊東昭雄さんです。
パラパラと眺めて綺麗だねで終わる冊子も多いですが、せっかく作るのなら読んでもらいたいものです。想定される読者が関心のあるコンテンツは何か、次にそのコンテンツを作るための情報が必要になります。そうなると手元にある情報の視覚整理だけでは十分でなくなることがほとんどです。
ではその情報はどこにあるのか、どうしたら手に入るのか、もし手に入らないならどうするのか、手に入ったとしたら与えられたページ内でどう表現するか、さらによりわかりやすくするための画像はあるのか、それはどこに、といった具合にまさに無い物ねだりの連続です。それを予算内でどう解決するかが課題となるわけで、そこに冊子づくりの醍醐味があると思います。
雑誌やPR誌、年史づくり中でそれらをどう解決してきたかについてお話ししてみたいと思います。
スピーカー:
伊東 昭雄 氏(有限会社ホットキューブ 代表取締役)
広告代理店、メーカー宣伝部を経て起業。独立後はTVCMなどマス媒体から印刷媒体の制作に移行。雑誌社の編集請負、企業のPR誌の編集、年史企画・編集、雑誌の編集・発行などエディトリアル系の作業を主体に手がける。