【SEMBAサロン 76th レポート】 「個人映像作家奮闘記」~国際・国内賞獲得の軌跡~ 藤原次郎氏
SEMBAサロン第76回目のプレゼンターは、映像作家・写真家の藤原次郎さんです。
藤原さんは、故郷である兵庫県朝来市をはじめ、近隣の豊岡市、丹波市などの自然美を中心に、静止画、動画で撮影をされていて、これまで国際的な映像祭を含めて数多くの受賞を重ねられています。
今回は、『「個人映像作家奮闘記」~国際・国内賞獲得の軌跡~』をテーマにお話しいただきました。
ドイツで開催された「ワールドメディアフェスティバル2016」にて旅行観光PR映像部門「金賞」を受賞された作品「豊岡絵巻」について解説いただきました。
この作品は、藤原さんが愛されている但馬地方の美しい自然、祭事など、日本を感じる情景を美しい映像と音楽で紹介されており、地元の良さを知り尽くした藤原さんならではの作品となっています。
こちらの作品は、広告代理店を委ねることなく、個人映像作家である藤原さんが但馬を発信拠点とし、豊岡市をクライアントとして制作されたもので、制作にあたって個人制作者とクライアントのWIN・WINの関係を構築するまでの取り組み方についてもお話しいただきました。
また、公共事業としての社会性・公共性の高い内容の作品になっており、受賞が地元の新聞にも掲載され、この作品によって外国人観光客、宿泊客の増加にもつながっているということです。
他にも、これまでに手掛けられてきた「木の殿堂」、「城崎スケッチ」、「但東スケッチ」など、その土地土地の自然の美しさや伝統など、暮らしに根付いた風景をとらえた、藤原さんならではの作品をご紹介いただきました。
サロンに参加されたみなさんは、素晴らしい但馬の美しい情景に関心されていました。
映像作家、写真家 藤原次郎 http://jiro-fujiwara.com/
【日 時】5月12日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】藤原 次郎氏(兵庫県立但馬技術大学校非常勤講師/映像作家/写真家)
【参加人数】14名