【SEMBAサロン 69th レポート】 IFDA JAPAN CHAPTER による「デザイナーショーハウス」と社会貢献~Win-Winの関係を創る仕組み~ 土谷尚子氏
大阪デザイン団体連合主催の第34回大阪デザインサロン。
今回のプレゼンターは、IFDA(インターナショナル・ファニシング&デザイン・アソシエーション日本支部)事務局長 土谷尚子氏に『「デザイナーショウハウス」と社会貢献 ~Win-Winの関係を創る仕組み~』についてお話しいただきました。
内容は、デザイナーショーハウスの事例紹介と運営方法、開催することのメリットについて。
デザイナーショーハウスとは、約40年前にアメリカで始まった歴史あるイベントです。
ホテルやビル、住宅などの一室を借りてインテリアデザイナーとランドスケープデザイナーがコラボして個性あるデコレーションを施し、一定期間一般公開されます。
また開催期間中には、セミナーやワークショップが開かれ、入場料を含む収益の一部が慈善団体に寄付されるため、デザイナーも運営ボランティアも来場者もデザインを通じて社会貢献に繋げることができ、意義を感じることができます。
さまざまなデザイナーが手掛けたショーハウスの事例紹介とともに、開催するにあたって、展開する場所を探すことからはじまり、委員会を設置してデザイナーを集め、どのようにチャリティに繋げているかなどの運営方法について具体的にお話しいただきました。
このイベントの開催は、新しい空間を展開することでインテリア業界を刺激し、日本のライフスタイルを向上させるだけでなく、デザイナーは得意なデザインをアピールすることで今後のビジネスに繋がり、イベント参加者はコミュニティイベントとして楽しみながら社会貢献ができ、協賛企業・スポンサーは自社商品の宣伝広告の機会になるなど、メリットについても解説いただきました。
http://www.designershowhouse.jp/
【日 時】2月17日(金)19:00~21:00 後半は懇親会
【プレゼンター】土谷尚子氏(IFDA 日本支部 事務局長)
【参加人数】10名