ブランドコミュニケーションにおけるUXデザインのプロセス
経済産業省と特許庁が『デザイン経営宣言』を発表してからちょうど5年が経ちました。
ブランディングとイノベーションを通じて企業競争力を高めるという政策提言ですが、国内企業でのその意義の浸透はまだまだ始まったばかりです。
本セミナーでは、デザイン経営において重要な要素であるブランディングに密接に関わる「UXデザイン」についてお話しします。
今回はそのプロセスを ①リサーチ/分析、②情報アーキテクチャ、③デザイン、④テスト・検証 という4つのフェーズに分けて、例を挙げながら解説していきます。
このような方におすすめです
✓ 「デザイン経営」「デザイン思考」「UXデザイン」の言葉の解像度を高めたい方
✓ 自社事業、サービスのイメージを作る/変えるために何から始めるべきかを知りたい方
✓ 新しい事業・サービスの立ち上げに関わっている方
講師:
谷口和彦(たにぐち かずひこ)氏
クリエイティブディレクター / プランナー
立命館大学卒業後、大阪のSIerにてSE/PGとして従事し、大阪のWeb制作会社UNIONNET、東京のクリエイティブプロダクションLIGに在籍。
Webエンジニア・ディレクターとしての経験を積んだ後、ブランドコミュニケーション施策の立案とクリエイティブ制作を軸にした事業支援によって、「半径1m以内の共有価値の創造」を行うべく、2022年5月にデザイン会社najimi inc.を設立。
その他、東京・奥多摩で開催されているカルチャーイベント「たゆたう」のオーガナイザーとして、
コンセプト開発、予算管理、イベントの実施・運営を行う。
講座内容
◎ UXデザインの概念
UXデザインとは何か、どのような時に力を発揮するのか、
などUXデザインの基本概念についてお話しします。
尚、今回はWebサイト・アプリケーションにおけるUXデザインを例として取り扱いますが、
事業やサービスそのものをデザインする際にも当てはめて考えられるようお話しします。
◎ リサーチ/分析の手法を選ぶ
UXデザインの半分はリサーチ/分析作業であると言っても過言ではありません。
リサーチの代表的な手法や知り得た情報を分析し仮説を立てていくための考え方をお話しします。
◎ 基本構造を設計する
プロダクトの構造設計を進めるための考え方をお話しします。
このフェーズにおける情報アーキテクチャ・インタラクションデザインを行う基本的な考え方をお話しします。
◎ プロトタイピング/デザイン・実装
デザイン対象となるものの具体的な機能の策定、簡易的なインターフェースのみを実装したプロトタイプ作成の方法、
成果物となるものの実装についてお話しします。
◎ デザインをブラッシュアップするユーザーテスト
ユーザーテストの意義や基本概念から具体的な実施手法についてお話しします。
日時 | 2023年6月22日(木)15:00〜16:30 |
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会場 | オンライン(Zoom) |
参加費 | 一般:3,300円(税込) ODC会員:1,650円(税込) |
定員 | 50名 |
主催 | 一般財団法人 大阪デザインセンター |
お申込み | 申込フォームよりお申込みください。 |
お問合せ | 一般財団法人 大阪デザインセンター odc@osakadc.jp |