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【レポート】マーケットに通用する医療機器のビジネスモデル構築プロジェクト『いのちと元気のために、デザイン』

昨年の9月1日から講義とワークショップを重ねてきました、「いのちと元気のために、デザイン」のプロジェクトが、4月26日の成果発表会をもって、一応の終了となりました。

新型コロナ感染症、オミクロン株の流行によって、オンライン形式に変更したり、中断したりと、大きくスケジュール変更を余儀なくされましたが、Zoomによる全体補講、個別指導を何回も追加するなど、当初13回の開催予定回数を6回以上増やして内容的には充実して終わることができました。

当初5回の講義は、医療機器、健康機器開発を取り巻く状況を学び、後半のワークショップでは、自社状況、社会状況の中で、自社はどのような価値を創造できるのかをプロットする「価値創造マップ」の作成、それを時系列でチェックしたうえで、ユーザー目線、マーケット目線で見直すとどのようなビジネスが有りうるのかを示す「ビジネスモデルキャンバス」の作成、さらに、顧客にどのように伝えるのかデザイン開発戦略を示す「memesダイアグラム」、最終的には、収益構造を示す短期事業計画の策定まで、導いていただきました。

メイン講師の奥田充一様、メンターの妙中義之先生他、多くの皆様のおかげです。

   

 

参加30社も、最初は大変戸惑い、商品を「作る」ことに関心が向いていましたが、「本当に売れるのか?」という視点の重要性を次第に理解し、「大変貴重な経験でした」と感想を寄せておられます。

具体的な商品のビジネスモデル立案に役立ったと同時に、商品開発のステップ、重要なツールを学ばれたと思います。

今回は、ビジネスモデルの策定までですが、今後は、具体的な商品化に進まなければなりません。希望社を募って、続編を予定していますので、また、ご参加をお待ちしております。

 

 

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