【SEMBAサロン vol.123】「技術を活かして新しい市場とつなぐファクトリーブランドのつくり方 〜 和晒ブランド開発ストーリー 〜」小松 祐介 氏
2021年秋、大阪デザインセンターは、新拠点において、デザインによる社会課題の解決・価値共創に向け、新たな一歩を踏み出しました。金曜夜には旬な話題で交流するサロンを開催しています。
近年、新しい経営スタイルとして高い注目を集めているのが、工場が自社でデザイン、製作を担い直接卸先に販売する「ファクトリーブランド」。
「さささ」は、大阪府堺市の伝統工芸「和泉和晒」を生産する株式会社武田晒工場(1911年創業)が開発したファクトリーブランドです。同工場は、商品企画にとどまらない独自のブランド開発によって、産業として衰退傾向にある和晒を現代に合う商品へとアップデートしました。
このセミナーでは、優れた機能性と現代的なデザイン性を兼ね備え、新しい市場とつながるブランド開発を実現するための具体的なプロセスを、和晒ブランド「さささ」の事例とともにご紹介します。
ファクトリーブランド開発のための3つのプロセス
1.自社開発の土台構築
〜 経営視点から開発目的を明確にする 〜
2.徹底したユーザー視点からの商品開発
〜 購入確率を上げるための4層構造 〜
3.ユーザーを引き寄せるプロモーション戦略
〜 共感される世界観の構築が販促の源になる 〜
受賞実績
・2020年 グッドデザイン賞 「グッドデザイン・ベスト100」「グッド・フォーカス賞[技術・伝承デザイン]」
・2021年 Golden Pin Design Award(台湾)
・2022年 iF Design Award(ドイツ)
スピーカー:
小松 祐介 氏(LABORATORIAN Inc. 開発ディレクター)
1985年生まれ。2004年ミラノサローネ出展。2007年多摩美術大学美術学部環境デザイン学科卒業。2008年よりgraf(有限会社デコラティブモードナンバースリー)勤務。空間設計、家具、プロダクト、自社商品開発を手掛けるとともに、販売、卸部門の営業フォローも担う。grafを経て、福祉用具メーカーで商品開発、サービス企画を担当。2020年LABORATORIAN Inc.入社。プロダクトデザイン、制作を得意とする。主なプロジェクトに、「中川政七商店」「さささ和晒ロール」など。共著『ようこそようこそはじまりのデザイン』(学芸出版社、2013年)。
■ご来場の際のCOVID-19感染予防対策にご協力をお願いいたします。
・入場時に手指消毒と検温を実施いたします。
・当日の検温で37.5℃以上の方、風邪の症状(咳やくしゃみ、喉の痛みなど)がある方は、入場をお断りさせていただきます。
・会場内では、常時マスク着用をお願いいたします。
・会場内で大声の会話、マスクを外した会話、密になっての会話をしないよう、ご協力願います。
■オンラインで参加される方へ
※Zoom使用料は無料。Zoomアカウントなしでもご参加いただけます。
※インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。スマートフォン、タブレット端末の場合、事前にZoomアプリのダウンロードが必要です。
※インターネットへの接続方法や、Zoomの利用方法についてのお問い合わせは受けかねますので、ご了承ください。
【注意事項】
※本セミナーは申込者本人のみの視聴に限らせていただきます。
【禁止事項(お願い)】
※配信URLの転送や、SNSなどで公開したりしないようお願い致します。
※視聴中の録画・録音、画面のスクリーンショットや撮影について、固くお断りいたします。
ご登壇者に安心してお話しいただくため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
日時 | 2022年5月13日(金)19:00~21:00 (後半は、会場参加の場合のみ名刺交換、ODC新オフィス内覧会) |
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会場 | 大阪デザインセンター(大阪メトロ中央線「堺筋本町駅」東改札すぐ) 大阪市中央区船場中央1-3-2-101 船場センタービル2号館1階北通り オンライン(Zoom) |
参加費 | 会場参加 500円(ワンドリンク付き)、オンライン参加 500円 ※ODC会員は無料 |
主催 | (一財)大阪デザインセンター/ 協力:大阪デザイン団体連合(USD-O) |
お申込み | 上記申込フォームよりお申込みください。 |
お問合せ | (一財)大阪デザインセンター odc@osakadc.jp |