『未来思考事業創生プロジェクト』4回目を開催しました。
「未来思考事業創生プロジェクト」4回目をD-SPOT-COM長堀にて12月8日(土)に開催しましたので報告させていただきます。
冒頭アイスブレークとして、「10年前になくて今あるもの、10年前にあって今ないもの」についてチームメンバー同士で意見交換を行いました。簡単そうでいて意外と具体的に思い浮かびません。四苦八苦しながらドローン、コワ-キングスペース等があがりましたが、いいアイドリングになりました。
続いて第1回から第3回までの流れをもう一度おさらいし全員で共有します。丁寧に進めていきます。
ひとつのチームは「災害関連」、もうひとつのチームは「食関連」で課題を設定しております。課題の背景には、南海トラフ巨大地震の確率が非常に高く甚大な被害が予想される、また人の気持ちを豊かにするために食は欠かせない、という想定があります。今回は未来思考に基づいて、10年先を見据えながら大きな視点で今後どういうことが必要かをチームごとにイメージしていきました。
冒頭と違ってたくさんアイデアが出来てきました。それをグルーピングし、将来インパクトの高いもの、不確実性の高いものに焦点を当てて、縦軸、横軸に設定してみました。この取組みにより4つの象限が出きてきます。これが将来起こり得ると想定する4つの未来シナリオです。
縦軸、横軸を決めていくと、拡散したアイデアが一気に整理されるように感じます。各チームそれぞれ結果を発表しながら、軸設定の良否、軸の要否などについて意見を交わしました。
今回は急遽神戸から「防災リテラシー研究所」の太田敏一所長にお越しいただき、講演をお願いしました。太田所長は、阪神・淡路大震災当時、神戸市役所にお勤めでしたので、震災にまつわる生々しいお話や現在の防災に関するお話をお聞きすることができました。その後、受講生からの活発な質問にも丁寧にご対応いただきました。
次回第5回目は、マイクロ波化学株式会社の吉野代表取締役CEOのご講演の後、各チームで設定している課題を確認し、それに対応するアイデアを考えていく予定です。