お知らせ

10年先を見据えて想定される課題を自ら発見し、その解決策を探り、事業創生を取得する「未来思考事業創生プロジェクト」が、10月27日（土）にスタートしました。第1ステージから第3ステージまでの計12回、ほぼ隔週土曜日午後の開催で、来年3月30日まで続きます。
　
参加者は、企業の営業、技術ご担当、デザイナー、最近起業された方など計10名です。
全般を通じてコーディネーターを務めていただくのは、きづきデザインラボ代表の竹綱章浩氏。竹綱氏は「人間中心のイノベーション」を軸に課題発見からアイデア創出までのプロセスを企業や行政で数々実践されておられます。第１回目は本プロジェクトのベースとなる「デザイン思考と未来思考」について、豊富な事例と分かりやすいスライドを交えながらレクチャーして頂きました。実体験を主体にお話をされますので、すっと体に落ちてくるようです。
　

続いて、それぞれニックネームを名乗ることとなった参加者が、自分達の関心事を披露し合い、似た関心事を持つ人達で2つのグループを形成しました。そしてグループ内で自由に意見交換を進める中から、グループで「課題」を設定し、発表しました。普段お付き合いのない企業や業種の方々との話し合いは、とても新鮮で刺激的な体験です。デザイン思考は、顧客からの「気づき」を大切にします。従って次回はグループ毎に「課題」に関連する現場に足を運び、観察を深める重要な時間であり場であると言えます。きっと皆さん色々な気づきを得て来られることでしょう。
　
初日から13時～17時までの長丁場でしたが、活気あふれる雰囲気の中、あっという間に終わったという印象を受けました。次回以降の展開が楽しみです。