パッケージデザインセミナー報告
大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」第1回
今春に続いて開催の大阪デザインセンター主催「商品パッケージ企画実習講座」が始まりました。
受講者はメーカーの商品企画・販売促進・デザイン担当者など16名。
初回の講師はパッケージデザイナーの三河内英樹氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)。
内容はパッケージデザイン概論、デザインプロセスについてということで、構図・色・文字また競合品比較、シズルについての解説とともに、「パッケージデザイン制作シート」を使用して、受講者が各自持参したお気に入りのパッケージをコンセプトや表示要素、形態などを逆に分解して考えていただきました。
ワークショップでは、さらにそのパッケージを入れるショッピングバッグの制作。真っ白な紙袋に対して、商品ブランドイメージをどう表現するか・・・?切る・貼る・塗るという具体的な制作の中で、ショッピングバッグならではの魅せ方や社会性を感じていただけたと思います。
最後に各グループの中でその企画・制作の思いを伝えていただき、表現手法や構成要素のまとめ方について、情報をシェアいたしました。限られた制作時間ではありましたが、さまざまな視点からのレベルの高い作品から商品価値やブランドを高めていくポイントを感じていただけたと思います。
【日 時】2017年10月18日(水)16:00~19:00
【講 師】三河内 英樹 氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)
【参加人数】16名