【レポート】商品パッケージ企画実習講座<第5回>
昨日開催の「プロに学ぶ!商品パッケージ企画実習講座」第5回目のご報告です。
講師は竹内美江氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)。企画からブランディング、パッケージ、セールスプロモーションまでのトータルプロデュースに従事されている竹内氏が、企業として生き続けるためにブランディングが大切な点や、BRAND EQUITY(ブランドが持つ資産価値)、パッケージデザインにおいて考慮すべき内容などを解説。
また、自身の取り組まれた事例をもとに、ブランディングのプロセスとして、デザインでどのように企業の理念や商品価値、こだわりに共感してもらえるアプローチを行なったかを具体的に紹介。
さらに、各グループでのワークショップでは、「贈り物のとしてのパッケージ企画」ということで、具体的な会社の商品テーマに対して、まず〝理解する〟ためのブランド(企業)イメージ・商材イメージ・ギフトイメージを出し合って、そこから次に〝創る〟ための商品コンセプトやポジショニング、ブランドプロミスを考え、最後にまとめとして「Creative Brief」でポジショニングステートメントに至る過程を体験していただきました。
受講者にとっては、パッケージを創る前に企業や商材や市場をきちんと理解し、どのようにブランド価値や顧客ロイヤリティを確立していくのか、その道筋を考える重要な視点の講座でした。
【日 時】2017年5月24日(水)16:00~19:00
【講 師】竹内 美江 氏(株式会社サンデザインアソシエーツ ディレクター)
【参加人数】15名