【レポート】商品パッケージ企画実習講座<第3回>
昨日(5/11(水))、SEMBAで開催の「プロに学ぶ!商品パッケージ企画実習講座」第3回目のご報告です。
内容は、パッケージと知財との関わり、そして女性目線で伝えるパッケージ技術の2部構成。
まず、弁理士の奥田利枝子氏(エルア商標意匠事務所 パートナー)が、知っておくべき「著作権・意匠権・商標権のポイント」について解説。部分意匠や関連意匠登録の内容や、商標法における識別力など、特にパッケージの実例を踏まえて、的確に説明いただきました。
後半の講師はパッケージデザイナーの大力千津子氏(株式会社イングアソシエイツ ディレクター)。量販店で好ましいパッケージであるための条件や、女性に好まれる訴求アプローチ、またパッケージにコピーをいれるときの注意点を解説いただきました。
そして実習では、架空の商品のコンセプトシートに従って、具体的に仮定した新商品の包材に、商品名やコピー、キーワードをグループで出し合って落とし込みました。
商品の独自性の追求、ほしくなる文言、伝えたいことの優先順位を考慮する中で、読もうと思わなくても目に飛び込んでくるコピー、そしてビジュアルとの連動性を理解できる内容の講座となりました。
【日 時】2016年5月11日(水)16:00~19:00
【講 師】奥田利枝子 氏(エルア商標意匠事務所 パートナー/弁理士)
大力千津子 氏(株式会社イング アソシエイツ ディレクター)
【参加人数】13名