【見学会レポート】津波・高潮ステーション見学会~災害への備えを考える~
JIDA関西ブロックと共催で、地震や津波発生時に向けた心構えや現状を考える機会ということで、阿波座駅すぐ傍にある「津波・高潮ステーション」を見学しました。同施設の「展示棟」で、かつて大阪を襲った高潮や近い将来必ず大阪を襲うと言われている東南海・南海地震と津波についての正しい知識の習得、加えて、地震・津波発生時の対応などを見て聞いて学び、災害への備えの大切さを今一度心に留めることができました。
具体的には、台風・津波による災害の歴史と大阪の地形、水位の低いところに人口・資産が集中しているという大阪市の現状、高潮防災施設の働きについて、案内ガイドの方に解説いただくとともに、ダイナーキューブ「津波災害体感シアターを」鑑賞しました。
その後、界隈の町歩きということで、大阪府立江之子島文化芸術創造センター/enocoで開催中のパッケージデザイナーによるクリエイティブな展示会「パケクション」を見学。引き続き、日本生命病院~大阪開港の地(旧川口居留地)~中之島西最先端~中之島海の駅を散策。天候に恵まれ、川辺の歴史と風景を気持ちよく体感することができました。
【日 時】2021年3月24日(水)13:30~16:30(オプション含む)
【見学先】津波・高潮ステーション(大阪市西区江之子島2-1-64)
(オプション)大阪府立江之子島文化芸術創造センター/enoco
界隈の町歩き案内
藤本英子氏(京都市立芸術大学教授/JIDA理事)による解説
【参加人数】10名
【共 催】(一財)大阪デザインセンタ-
(公社)日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)関西ブロック・フォーラム委員会