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デザイン交流

【見学会レポート】ATCエイジレスセンター見学会~年齢やハンディに関係なく

JIDA関西ブロックと共催で、健康・福祉・介護機器を体験して考える機会ということで、当ビル11階の「ATCエイジレスセンター見学会」を開催いたしました。

 

 

日本において、高齢化率の上昇が続く中、日常生活の中で不便なことやできないこと、人に頼まなければならないことが益々出てくる環境下で、モノづくりにおいても、より配慮あるデザイン視点が求められています。
 

ATCエイジレスセンターは、健康や福祉・介護に関するあらゆる分野で、年齢やハンディを乗り越えるために開発された各種製品の国内最大級の展示・体験施設です。今回は実際にそれらを使用者目線で体感していただくと共に、自助具(障がい者が少しでも容易に自分でできるように工夫された道具)の開発現場からのレクチャーも開催いたしました。
 

車いす体験(グッドデザイン賞受賞の「WHILL」やロボットアシストウォーカー)、アシストホイールライト、アザラシ型ロボット「パロ」など、各機器の体験人数は限られましたが、実際に体験している人の動作や声を見聞きしていただき、エイジレスセンターのスタッフの方から分かりやすく解説いただき、いろいろな気づきがありました。講師の岡田英志氏には講義に加えて、展示コーナーでさまざまな自助具の開発視点や用途を丁寧に説明いただきました。 またオプションとして、希望者のみ、終了後に10階大阪デザインセンター内の「JIDAミュージアムセレクション」展示ショーケースを見ていただき、ささやかな交流も行いました。

 

【日 時】2020年10月31日(土)15:00~16:30

【見学先】ATCエイジレスセンター(大阪南港ATC ITM棟11F)
    http://www.ageless.gr.jp

【講 師】岡田英志 氏(ヒューマン 代表。NPO法人 自助具の部屋 代表。JIDA会員)
    講義「自助具のデザインって?」

【参加人数】15名

【共 催】(一財)大阪デザインセンタ-
        (公社)日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)関西ブロック・ミュージアム委員会

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