「デザイン団体代表者懇談会」開催報告
大阪デザインセンターは、関西のデザインに関わる人たちが、認識を合わせ、共に取り組んで行けるものが無いのか、忌憚なく話し合える場を持てればと考えまして、関西のデザイン団体の皆さまに呼び掛けて表記の会議を開催いたしました。これは、6年ぶりの開催となります。
最初に、各団体の活動状況のご報告をいただきました。
・各団体共に、守備範囲、若者、海外など活動の幅を広げる方向で努力をなさっておられ、成果の出ているところもありました。
・多くの団体で、加盟会員、若い人の減少が大きな課題となっています。
意見交換では、
・従来のデザイン団体の概念自身が、デジタル化等の時代の流れに合わなくなってきている。
・組織に加盟するというよりも、「考え方」、「面白いテーマ」に個人として集まる、という傾向にあるのではないか。
・テーマは一方的に提示するよりも、ネット上で意見を集める、グループ討議で具体的な課題を絞っていく。
・テーマ、共通課題が見えてきたら、一緒に実行する。
などの意見が出ました。
今後、この種の会合の必要性については、賛否両論がありましたが、意見交換の場、前に転がすために必要ではないかという意見が多いように受け取りました。
当財団としましても、出された御意見に十分留意しつつ、今後の事業展開に反映してまいりたいと存じます。
【日 時】2018年9月18日(火)14:00~16:00
【場 所】大阪南港ATCビル10F 大阪デザイン振興プラザ内 多目的ルーム
【参加団体】全18団体(31名)
大阪デザイン団体連合、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会関西ブロック、公益社団法人日本サインデザイン協会関西地区、一般社団法人日本商環境デザイン協会関西支部、一般社団法人日本空間デザイン協会関西支部、インターナショナル・ファニシング&デザイン・アソシエーション日本支部、一般社団法人日本パーステック協会、協同組合ジャパンデザインプロデューサーズユニオン、一般社団法人総合デザイナー協会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、公益社団法人日本パッケージデザイン協会、一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、日本アーキテクチュラルレンダラーズ協会、大阪府インテリア設計士協会、大阪ディスプレイ協同組合、堺デザイン協会、エイジレス・プランニング・ネットワーク、一般財団法人大阪デザインセンター (順不同)
【来 賓】経済産業省近畿経済産業局、大阪府商工労働部、大阪市経済戦略局