賛助会員連携交流会を開催いたしました。
経済環境、消費者ニーズは厳しさを増しており、自社のリソースだけでは乗り切れない状況の中、新事業や新商品の創出においても、オープンイノベーションを図り、業態を超えた企業間連携が不可欠と考えられます。さらに、将来事業を考察するに当たっては、5年後、10年後の日本社会、国際社会がどのように変貌し、どのような社会課題を持つようになるのかを理解しておくことも肝要です。
当センターでは平成 30 年度から、会員企業を主とする企業間同士で、新事業構想や新商品コンセプトづくりをデザイン手法で実現化する仕組みづくり 「ODC オープンイノベーション研究機構」を構築していきます。
今回開催の連携交流会では、研究機構の事業趣旨や仕組みのご説明、また会員企業同士のグループ別交流等に加えて、特別講演として、著名なマーケティング・コンサルタントとして活躍されている谷口正和氏(株式会社ジャパンライフデザインシステムズ 代表取締役社長)をお招きして、「次への構想力」をテーマに将来社会のデザイン的課題についてお話しいただきました。
谷口正和氏の考えを拝聴するとともに、その後の交流パーティーにおいても、各グループの発表や企業・デザイナー同士の活発な意見交換が交わされました。
これからの時代の社会課題にどのように向き合って、次なる新しい価値を捉えていくべきなのかを一緒に考える場、またそのような思いでデザインに力を注がれている企業やデザイナーの皆様方との交流と共に、今後の社外連携の可能性を考えていただくキックオフの場として、大変有意義な機会となりました。
当センターでは、引き続き、「ODC オープンイノベーション研究機構」の具体的な事業スキームを価値あるものにしながら推進して参りますので、会員だけでなく広くご関心のある企業・デザイナーの皆様に参画していただきたく、引き続きよろしくお願いいたします。
【日 時】2018 年 4 月 20 日(金) 15:00~19:00
【会 場】大阪南港 ATC ITM 棟 10 階 大阪デザイン振興プラザ 多目的ルーム・交流サロン
【参加人数】48 名