デザイナーとの
ビジネスマッチングって？

新型コロナの影響で、関係先のデザイナーの方からは、
進めていた仕事が中断、延期になったという声も聞こえてきており、
今回の深刻な状況、影響にどう向き合えばよいのか、不安を募らせています。

当面、当センターが実施する講座におきましても、
参加者の皆様の健康・安全面を第一に考慮して見合わせることとしていますが…。
早く収束に向けた兆しが見えることを願うばかりです。

さて、年度末ということで、今期にデザイナーを紹介させていただいた企業様に、
その後、円滑なデザインビジネスが遂行されたかどうかを把握するため、
簡単なアンケート調査を実施させて頂いております。

企業課題や予算面がネックとなり、全てがうまく繋がるわけではありませんが、
ビジネスマッチングした相談企業様のコメントで、
私共にとって、大変励みになるもの（原文）を紹介します。

「この度は大変迅速にご対応下さり、そして適格な方をご紹介下さり本当にありがとうございました。
また、今回大阪デザインセンター様のご活動を知れたことで、今後の私共のビジネス展開を考える中で
とても心強く感じています」

「先週にロゴを納品いただき、昨日お支払いが終わったので、ODCさんにお知らせしなければと思っておりました。
プロのデザイナーさんにお願いできたことで、自力では成し得なかった成果が出ました。
今後自社のブランディングに活かします。変更にも柔軟に対応していただいたデザイナーさんに感謝しております」

一方、下記コメントは不成約となった企業様のものです。

「ご紹介いただきお打合せをさせていただいた時、おおよその予算をうかがいましたが、
私どもが想定していた予算よりも遥かにオーバーしており、
会社的にもそこに投資できる余裕がないもので、制作のご依頼を断念いたしました。
個人的にも周波数があったデザイナー様にお見積りをご依頼させていただきましたが…。
弊社がデザインの重要性や価値をまだまだ理解していないというのもお断りした理由かもしれません」

最後に、紹介デザイナーの方から、お送りいただいた写真をご覧ください。
マッチングして進んだ案件の現物（パッケージ数点とカタログ）です。

今期の成果品もとても新鮮ですが、
数年前にマッチングした後も、継続して新たな商品や媒体ができ上がったこと、
引き続き、お仕事をされていることをとても嬉しく思っています。

企業様からの依頼案件数は増える傾向にはありませんが、
案件の内容に合わせて、より的確なデザイナーを紹介することで、
マッチング率の維持を、引き続き心掛けていきたいと思います。