第22回
デザイン相談におけるチョットお困り・・・
こんにちは、久しぶりのコラムとなります。
「デザインでお困りでしたら、なんでもご相談ください。
あなたの会社にピッタリのデザイナーをご紹介!」
ということで、幅広い業種の企業さんへの窓口として、日々できるだけ対面で相談対応をしています。
いろいろなスタンスの企業さんの思いを汲み取り、
面談ヒアリングしながら、先方のご要望を聞き出し、また当方のノウハウや経験談を伝えたりして、
どうお応えしようか、どう満足していただこうかと考えて向き合っています。
話が全くかみ合わないということはまず無いのですが、
なかなか先方と次のアクションにうまく繋がらないことも稀にあります。
ごく身近なところでそういうコトがいくつかありましたので、少し書かせていただきました。
下記のような方が”その場限りになってしまうかな~”という相談者の方の一例です。
●自分のこだわりや持論から離れない方・・・
思いをお持ちであっても良いのですが、思い込みが強すぎるとなかなか話も前に進みません。
デザイナーと取り組むのであれば、クリエイティブに向けて柔軟な姿勢がやはり必要だと思います。
客観的に、経験者の声や事例にも素直に耳を傾けていただければということです。
●思い(本音)を伝えてくれない方、会話が進まない方・・・
どう捉えて考えているのかわからないっていうのも、こちらも不安になります。
聞き出そうとしても、秘密保持の観点なのか、別の思惑があるのか、わかりませんが。
お互いに折角の機会なのにコミュニケーションが前向きに図れないのは、もったいないです。
●見積と一緒にラフも出してほしいという考えの方・・・
ここの理解のない方はパートナーシップをうまく築くことはまずできないと思います。
デザイナーの方が手を動かした分の費用は発生する、そこの理解や配慮がないと難しい。
“その場しのぎの手段”として、取り組もうとされる感じの所は良い展開に繋がらないです。
一方で、逆にこんないい感じの相談者もいるよということで、最後にご紹介します。
ごく最近お会いした方(経営者)たちです。
●行動する方(自ら速やかに足を運ぶ、優れたデザインについて自ら触れようとする姿勢の方)
●モノだけでなく会社のあり方としての思いを伝えてくれる方(目先だけでなく、ビジョンを持っている方)
●会社のマネージメントについての役割は自分だが、デザインについてはプロに任せる方。
こういう方はやはり本気度も感じるので、
ぜひデザイナーの方ともうまくビジネスマッチングしてほしいと心から願いますし、
私共のモチベーションも上がるので、円滑にコーディネートできればと思っています!
以上、ちょっとグチっぽいことも書きましたが、今後ともよろしくお願いします。