DESIGN COLUMN

デザイナーとの
ビジネスマッチングって?

第4回
デザイナーはビジネスパートナー?企業とデザイナーの関係性について。

前回は「デザイナーに仕事を依頼するときのポイント。マッチングに向けてのコミュニケーションの図り方。」というお話でした。
今回は、企業×デザイナーの関係性について「ビジネスパートナーって、聞こえはいいけど・・・」を書いてみます。
 

【まずはお互いを理解することから】

 
まずは、この4コマ漫画をみてください。
企業とデザイナー・・・対等というのは難しいですが、
相互理解、相手を尊重するビジネスパートナーであってほしいという思いを込めて描きました。
 

blog4.jpg

 

確かに企業とデザイナーは、発注側と受注側という立場です。
しかし、デザイナーは先生でもなく、業者でもなく、モノづくりのパートナー。
企業側が発注してやってるんだという意識で、パートナーであるはずのデザイナーを業者扱いするのは良くないですよね。
それでは上手く続かないと思います。
 

【大事なのはなんといってもコミュニケーション】

 
やはり一番のポイントは「相性」が合うかどうかということです。
中小企業の社長さんともなると、ビジネスセンスをお持ちで、決定権があって、ワンマンな方も多いと思います。
会社ではリーダーシップを発揮されて、それでいて誰よりも忙しい。
 
そんな社長さんと密接なコミュニケーションを取ることができればベストなんですが、
まず、考え方のギャップやズレをなくすために、必要なのは言葉のキャッチボール。
 
お互いの顔を見て話ができる機会を多く持つのがベストですが、時間調整も難しいのが現実。
電話をしても外出していたり、掛け直してもらったのに今度はこちらが移動中で出られなかったり、など。
そういう場合はメールになっても仕方ないと思います。
簡単便利ですよね、メール。いつでもどこでも、相手の都合をそんなに考えずに送れる便利ツール。
でも、だからこそ、心がけたいこともあります。例えば、文章の丁寧さや、レスポンスの良さ。
それだけでも人柄や姿勢は伝わります。
たとえ短いテキストであっても、迅速なレスポンスがあると相手への印象はグッと良くなるものです。
 
いかがでしたか?
カタチのないものを双方でつくり上げていくには、マメさがいりますね。
あとは、そうですね、仕事場をちょっと離れて一緒に食事、飲みに行けるような関係にまでなると、ぐっと深まりますよね。
新しいアイデアやビジネスが生まれるのは案外そういう場所からかもしれません。
 

次回は「デザイン費・デザイン料はいくらか?どれくらいか?そのデザインの価格について。」について書きたいと思います。
 

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